無造作に

眠りにつくまで、話をしよう

みれない夢

未だに大人になれない
酒はほとんど飲まないけど煙草は吸うようになったし、親の元を離れられた。色んな決定権も持ってる。でも、それが何だっていうんだ。
どんなに祈っても願っても、私の求めてたものは無い。勝手に諦めてた。誰にも期待してない。自分にも明日にも。誰彼構わず睨んでいた頃よりかは丸くなったと思う。いや、そういう問題ではないけれど。
遠くから見えた家の明かりみたいな、そんな淡い光さえ、持ってない。

思考して胸からボタボタと溢れて床に垂れていく憂いや渇きた痛み。それを冷たい目で眺めてる。自分の傷を見ながら、どこかで安堵してる。それはいわば自傷なのだと、主治医に言われた。
自分を傷つけて、その痛みに安心を得て、それに依存しているんだと。このどうしようもない思考と否定の繰り返し。もう苦しくて、しんどいけれど、やめられないと話した。
自傷行為のメリットを知り、メリットの方向性を変えていくしかないです。そのメリットが何なのかは、”貴方”にしか分かりません」
そう、言われて診察は終わった。そこからずっと考えていた。いや、考えてるフリして鬱に浸ってたかったのが本音。けれどもう現実ではそうも言ってられない。必死に思考したけど、結局は自己肯定感の低さを自覚するばかり。
誰かに自分を認めてもらいたい。分かってもらいたい。「がんばったね」「そのままでいい」って、誰かに言われたかった自分がいた。けれど、それがあったとしても今度はそれに依存しそうでそれはダメだと思った。
周囲の価値判断ばかり求めてて、自分の中の物差しがないという事も気づいたけど「そもそも自分の存在を自分で許してないから物差しもクソもねーよ」って毒づいてしまった。自分の心は曇っていく一方だ。

自分、どうしたらいいんですかね。

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写真は年末に古くから付き合いのある友人とお茶した時の。
皆頑張ってるけれど、私はどう頑張ったらいいんだろう。そんな事ばかり考えてしまうよ。