無造作に

眠りにつくまで、話をしよう

いつか僕も夜の海に還るから

―震える手で手紙を書いた その喉はもう二度と震えないのに―

タニタツヤさんの「君が夜の海に還るまで」をちょうど聴いていた。この人の音楽は泥に浸かりながらも、時には誰かを想い時には鬱屈に浸り、何かを伝えようとして歌を書き殴ってるような感じがする。この人の音楽に浸るのは心地いい。
―ふと、ブログを書きたくなった。ちょうどアナログでの日記を書いていて、これは、ブログで書きたいって思った。しかし、その書きたい衝動の他の中身を考えていなかった。ので、昨日今日のことをば。
昨日昼間の15時ごろから今日の10時半まで寝ていた。役19時間くらいかな。一旦夕方に起きて薬を飲んで再び眠りについて、時々起きたけど、夢見が悪くて起きる度に息を切らしていた。時には水を沢山飲んで吐こうとした。でもそれはうまくいかなくて、結局嫌な気持ちに苛まれながら睡眠を貪った。

私は、私は、ってさ、沢山自分の事を考えようとする度、意識に靄がかかる。私は今まで自分の事を考えようとしていなかった。全て、どうでもよかった。自分の人生も、何に対しても、どれに関しても、どうでも良かったんだ。一昨日に友達と話した時、私は過去のことを振り返ることが出来た。全然苦しくなくて、こういうことあったんだよって普通に話せて、そんな自分に内心驚いてた。
傷や痛みは癒えない。でも、それを胸に抱いて共に生きることは出来るんだとようやく知った。今まで、知らなかった。他の人格、自分の心の傷と、共存の道を往きたいとか言ってて、何も考えてなかった。今まで、トラウマと共存なんて出来るワケなく、ずっとこの恐怖と向き合って怯えて暮らすしかないと思ってた。
ずっと、ずっと、この呪いは続くって思ってた。
幻聴もおさまって、静かになって、やっと自分を象ろうとする何かを意識した。ずっと真っ暗だった道。今もきっと真っ暗だろうと思ったが、それは暗闇ではなくて、「白紙」という、只の白になった。それにとても混乱してる。私はいつまでも変われないって思ってた。沢山の傷と向き合い、苦しんだ結果だ。気づこうとするのは、こんな簡単なことだったのかと、ようやく前に進めるんだと、思えた。

なんか、めんどくさいな自分。こんなこと書いたけどまだまだ暗い自分がいるよ。でも少しずつ変わっていいと思えた。とある人が言った「君はもう自由。籠のカギは既に解かれて、扉は開いてる」という意味が、ようやく理解できたのか、な。分らないよ。

でもまぁ、少しずつ意識を切り替えて徐々にやろうかな。
そんな感じで、今日のブログは終。いつも見守ってくれててありがとう。ではまた。